梅雨末期の豪雨が続き天気の安定しない日が続いていましたが、南九州が梅雨明けし いよいよ梅雨明けも間近になってきました。
今年の新子は入荷量が増えず高値で安定していましたが、九州の新子も入荷が始まり、仕入れ値も下がってきました。そのため少量ですが佐賀産の新子が入手できました。当店の今年の初新子です。

200gで38枚あり、3枚付けで12貫になりました。
連絡をいただけましたら、お取り置きを致します。皆さまのお越しをお待ちいたしております。

TEL.03-3260-6389
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂3-1
2025年のゴールデンウイークに能登半島に行ってきました。色々と感じた旅でしたが上手く言葉をまとめることが出来ず3ヶ月かかってしまいました。忘れてしまう前に備忘録として記録しておきます。
’25GWの前半は世間的には通常営業だったみたいで観光客は少なめでした。そのため能登空港までの航空券も1万円弱で購入でき新幹線よりも格安でした。また、金沢駅から能登空港までは2時間弱かかるので、能登の先端に行くのには飛行機で行く方が好都合です。
能登へはANAが2便/日 就航していて、羽田から1時間程度で行けました。
能登半島で通常営業している宿は、金沢以外では未だほとんどありませんでした。
そこで友人に情報を聞いたところ、ご自身で経営している宿を貸して頂くことになりました。
現地に行ってから気が付いたのですが、この宿は古民家をリノベーションして貸し出していて、通常はグループに1棟貸ししているものでした。この宿を格安で利用させて頂きました。本当にありがとうございました。
古民家の良さを活かしつつ、キッチン・風呂・洗面所・トイレなどの水回りは使いやすくリノベーションされています。部屋数は何部屋あるのか分からないぐらいあります。1人では全ての部屋を使い切れませんでした。
さて、能登に着いて最初に訪れたのは輪島でした。
火災跡の瓦礫撤去はほぼ終わっていますが、ブルーシートの掛けられた家屋はまだたくさん残っています。
朝市通りにあった店舗の一部は、近くのショッピングセンターの通路で営業していました。
次は少し南下して鹿磯漁港近辺です。
ここは海底が隆起して港が使えなくなっていました。
鵜飼漁港付近です。
この辺りは津波の被害が大きかった場所です。
大谷地区です。
ここは高台のため、豪雨による水害が襲った場所です。
至る所が通行止めになっていて、ナビを頼りにしていると突然道が無くなっていました。
大きな被害を免れて生活している方もいました。
同じ能登半島の中で、地震による家屋の倒壊・火災・津波・海底隆起・豪雨災害・・・
僅かな違いで災害の種類が違ったり、被災の程度が違ったり・・・上手く言葉で表現できない現場を目の当たりにしました。
各地で倒壊家屋の屋根瓦が新品のようにピカピカなのが目に止まりました。おそらく昨年の地震の前にも大きな揺れが何度か有ったので屋根を葺き替えていたのでは無いかと思います。しかしダメージを受けていた柱の修繕をする前に今回の地震で倒壊してしまったのでは無いかと思いました。
能登半島の上半分を急ぎ足で見てきましたが、絶景や観光地も堪能してきました。
最後にその他の記録写真です。
能登は今回2回目で、前回「もち子さん」と「しずさん」に小木港で合いました。それから10年、再会する事が出来ました。
また、山から下りてきて空が開けたところ、目の前に大きな虹が架かったり、宿をチェックアウトするとき撮った写真に、偶然 羽田に戻る午前便が写り込んでいたり嬉しい出来事が沢山ありました。
今度は10年と言わず遊びに来たいと思います。
まだ復興途上であり営業再開している宿やホテルは少ない状況ですが、微力ですが応援していきたいと思っています。
3日間で全てを見て回ることは出来ず、一人旅のため見たものを全て記録できませんでした。そのため、このときに感じたことを書き連ねました。ご了承下さい。
一般的にはなっていませんが、10年ほど前から個人的に 石垣・新子・新イカを「夏の3ネタ」と称しています。今年の夏も猛暑が続き、この3ネタにも少し異変がありました。備忘録として整理しておきます。
正式には「エゾイシカゲ貝」と言います。「石垣」というと南の貝と思われますが、豊洲に入荷されるほとんどは陸前高田の広田湾で養殖されている「イシカゲ貝」です。初めて築地に持ち込まれたときに市場の人が「イシカゲ」を「イシガキ」と聞き間違えた事に由来すると言われています。豊洲市場に移った今でも河岸では「石垣」で取引しています。
赤貝などの貝の入荷が少なくなる時期に入荷が始まり、毎年助かっています。例年は7月~9月に入荷があります。
今年の石垣は7/8頃に入荷が始まりましたが、良い貝が少なく全体的に小ぶりでした。
入荷が少ないためか価格も高く、7月中で出荷が終わってしまいました。
仲買に聞いたところ「海水温が高すぎて出荷前の貝が死んでしまったのではないか?」と言っていました。とてもデリケートな貝です。
夏の3ネタの大本命が新子です。
新子は小肌の赤ちゃんで、毎年6月下旬より8月いっぱい楽しめます。
例年6月初旬から入荷が始まり、しばらくの間は入荷量も少なく大変高価で取引されます。そのため初入荷から2~3週間で九州有明産新子の出荷が始まると入荷量も増えて値段が落ち着きます。
今年の新子は九州産の入荷が遅くなり、7月中旬まで値段が下がらず、当店の初仕入れは7/17になりました。仕入れが遅くなったせいか最初から3枚付けでのスタートでした。
ここ数年九州では梅雨末期の豪雨が続き災害級の大雨が降るようになりました。そのため漁に出られず出荷が遅くなっていると思います。
また魚の成長も早く7/22の週からは2枚付けに、8/5の週からは1枚付けのサイズになってしまいました。例年では1枚付けサイズに成長するのはお盆休み明けなので、半月ほど早い気がします。
夏の3ネタの大トリは新イカです。これは墨イカの赤ちゃんで、毎年7月下旬から始まり9月いっぱい楽しめます。新イカは本体も柔らかく美味しいですが、ゲソがおすすめです。
当店では7/27より仕入れました。今年も熊本・鹿児島から入荷して2枚付けでスタートしましたが、こちらの成長も早く8/5の週からは1枚付けサイズになりました。例年では1枚付けサイズになるのはお盆休み明けになるので、こちらも半月ぐらい成長が早い気がします。
新イカの場合は産地が九州→四国→本州と北上してくるので、お盆休み明けの河岸が楽しみです。
今年のお盆休みは猛暑・地震・台風と落ち着かない1週間ですが、漁師の皆さんが苦労して捕ってくれた自然の恵みに感謝して美味しく頂いていきたいと思います。
お盆休み明けの魚にも期待して下さい。
残暑お見舞い申し上げます。
日頃ご愛顧を賜りまして誠にありがとうございます。
今年に入ってアルコール飲料の価格高騰が続いています。今まで値上げせず営業して参りましたが、諸般の事情により一部商品について価格を見直すことといたしました。
お盆休み明けより実施いたしますが、ご理解賜りますようお願いいたします。
また、宴会等のコース料理に付加できる「飲み放題」の料金も、令和5年9月1日ご予約分より価格改定を行い2,500円(税込2,750円)といたします。
これに伴い、芋焼酎とハイボールを飲み放題メニューに加えることといたしました。
ご検討いただけましたら幸いに存じます。
今後ともご贔屓頂きますようお願いいたします。
八千代鮨 店主
昨日の舌の根が乾かぬうちに新子がやって参りました。
熊本県天草産を400g仕入れました。95枚ほどになり20貫程度になると思います。
九州北部は大雨に警戒が続いているので、まだ入荷は安定しないと思われます。
連絡を頂きましたらお取り置きいたします。
また、赤貝の入荷が少なくなってきました。
毎年この時期は貝類が品薄になりますが、その時期に安定的に入荷するのが昨日お知らせしたイシカゲ貝(石垣貝)です。当店では15年ぐらい前より扱うようになりました。
甘味があり肉厚な貝で、毎年皆様に大変喜ばれています。
皆様のお越しをお待ちいたしております。
2023.7.11
いつもお世話になります。師走に入り今年も残り僅かとなりました。
当店も年末年始のご会合に向けて、例年ご好評を頂いております鍋会席も用意いたしまして 皆様のご利用をお待ちいたしております。
今年より とらふぐを使用した鍋コースもご用意いたしました。ご検討に加えて頂けましたら幸いです。
コース料理のご案内はこちらをクリックして下さい
忘年会・新年会の時期を迎えるに当たって、当店も喚起・消毒等の感染対策を徹底した上で、皆様に安心して利用いただけるよう努めて参ります。よろしくお願いいたします。
当店の三代目駿介が結婚して、新しい家族が増えました。
今後とも八千代鮨をよろしくお願いいたします。