八千代鮨

八千代鮨は昭和32年に創業しました 神楽坂本多横丁で頑固に江戸の味を守っています

TEL.03-3260-6389

〒162-0825 東京都新宿区神楽坂3-1

能登

能登に行ってきました(25.4.28~30)

2025年のゴールデンウイークに能登半島に行ってきました。色々と感じた旅でしたが上手く言葉をまとめることが出来ず3ヶ月かかってしまいました。忘れてしまう前に備忘録として記録しておきます。

’25GWの前半は世間的には通常営業だったみたいで観光客は少なめでした。そのため能登空港までの航空券も1万円弱で購入でき新幹線よりも格安でした。また、金沢駅から能登空港までは2時間弱かかるので、能登の先端に行くのには飛行機で行く方が好都合です。
能登へはANAが2便/日 就航していて、羽田から1時間程度で行けました。

能登半島で通常営業している宿は、金沢以外では未だほとんどありませんでした。
そこで友人に情報を聞いたところ、ご自身で経営している宿を貸して頂くことになりました。

現地に行ってから気が付いたのですが、この宿は古民家をリノベーションして貸し出していて、通常はグループに1棟貸ししているものでした。この宿を格安で利用させて頂きました。本当にありがとうございました。

古民家の良さを活かしつつ、キッチン・風呂・洗面所・トイレなどの水回りは使いやすくリノベーションされています。部屋数は何部屋あるのか分からないぐらいあります。1人では全ての部屋を使い切れませんでした。

さて、能登に着いて最初に訪れたのは輪島でした。

火災跡の瓦礫撤去はほぼ終わっていますが、ブルーシートの掛けられた家屋はまだたくさん残っています。
朝市通りにあった店舗の一部は、近くのショッピングセンターの通路で営業していました。

次は少し南下して鹿磯漁港近辺です。
ここは海底が隆起して港が使えなくなっていました。

鵜飼漁港付近です。
この辺りは津波の被害が大きかった場所です。

大谷地区です。
ここは高台のため、豪雨による水害が襲った場所です。
至る所が通行止めになっていて、ナビを頼りにしていると突然道が無くなっていました。
大きな被害を免れて生活している方もいました。

同じ能登半島の中で、地震による家屋の倒壊・火災・津波・海底隆起・豪雨災害・・・
僅かな違いで災害の種類が違ったり、被災の程度が違ったり・・・上手く言葉で表現できない現場を目の当たりにしました。
各地で倒壊家屋の屋根瓦が新品のようにピカピカなのが目に止まりました。おそらく昨年の地震の前にも大きな揺れが何度か有ったので屋根を葺き替えていたのでは無いかと思います。しかしダメージを受けていた柱の修繕をする前に今回の地震で倒壊してしまったのでは無いかと思いました。

能登半島の上半分を急ぎ足で見てきましたが、絶景や観光地も堪能してきました。

最後にその他の記録写真です。

能登は今回2回目で、前回「もち子さん」と「しずさん」に小木港で合いました。それから10年、再会する事が出来ました。
また、山から下りてきて空が開けたところ、目の前に大きな虹が架かったり、宿をチェックアウトするとき撮った写真に、偶然 羽田に戻る午前便が写り込んでいたり嬉しい出来事が沢山ありました。
今度は10年と言わず遊びに来たいと思います。

まだ復興途上であり営業再開している宿やホテルは少ない状況ですが、微力ですが応援していきたいと思っています。
3日間で全てを見て回ることは出来ず、一人旅のため見たものを全て記録できませんでした。そのため、このときに感じたことを書き連ねました。ご了承下さい。

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