しまなみ海道
当初は東京からフェリーで四国入りする予定でしたが、船が満席で予約が取れず、空路で広島に降り立ち「しまなみ海道」経由で四国に渡りました。
往路は天気が悪く、瀬戸内の景色を十分に望めませんでしたが、復路は少しガスが掛かっていたものの好転に恵まれて、瀬戸内の景色と「しまなみ海道」の橋ばしを堪能してきました。
しまなみ海道は、風光明媚な瀬戸内の6つの島をまたぐ様に橋が架けられています。13年前に渡ったことがありましたが、当時は旅程がタイトだったのでゆっくり景色を眺めることができず、心残りでした。今回は1島・1橋ずつゆっくりと見物しながら渡りました。
しまなみ海道はサイクリストの聖地としても有名で、多くの人々が健脚を競っていました。当初は自転車で渡ることも考えていましたが、途中で宿が取れず断念しました。島々を巡ってみると意外と高低差もあり、普段から運動をしていない自分には車で渡って正解だったようです。
平和記念公園
原爆資料館には小学生の頃訪れたことがありました。およそ半世紀ぶりの再訪になります。
原爆資料館は長蛇の列で入館を断念したのですが、原爆ドーム前に居たボランティアの案内人の方の話を聞き、色々と無知であった事を知りました。
彼自身は戦後生まれですが、胎児被爆していて被爆者手帳を持っていました。先人から聞いたことや、自身の見聞きした事を話してくれて、色々と衝撃を受けました。爆心地にいた人が一人だけ生き残っていた事や、直後に来た台風で死の灰が洗い流されていた事。ABCCの事。アメリカでの原爆被害者のこと・・・知らなかったことばかりでした。
外国人観光客もたくさん訪れていましたが、今こそ日本人が実際の戦争体験を肌で体感し自信でどうするかを考えるべきであると感じました。
三陸でも感じたことですが、ナマの声を聴くことの大切さを痛感しました。
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