新年おめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。本年もよろしくお願い致します。
また今年も細かい字で申し訳ありませんが、「文字が読めない!」というお声を多数頂戴致しましたので、恥ずかしながら最大限大きくしてみました。初春のひとときお付き合い頂き、ご笑覧頂けましたら幸いです。
さて、昨年の八千代鮨は主人の幸伸・長男の駿介・そして私 祐里、それぞれの仕事を淡々とこなしたように感じます。60年続いている八千代鮨らしさを失わないで、また駿介が修業先で習ってきた一品料理をお客様に喜んで頂けるようお出しすることを考えました。ランチのメニューに新しく、鯛茶漬け御膳も加わり、人気メニューとなりました。また一品料理として焼ごま豆腐は、喜んで召し上がって頂いてる定番料理となりました。3人で誰か一人でも欠けると回らない八千代鮨ですので健康に気を付けなくちゃと頑張っています。お客さんにもよく言ってもらえるのですが子どもと働けることは幸せだとつくづく思った年でした。
私事ではありますが昨年の秋には思い切って、22年間使ってきた店舗を改装し、2階のお座敷を掘りこたつ式にしました。1階の壁紙もキレイになりました。是非お気軽にご利用下さい。
父・母は引退したといえ とても元気で、父は趣味の尺八、また組合の仕事は引き続き頑張っている様子です。母もお茶の先生として日々忙しく過ごしています。安心して下さい。元気です!
三代目になる駿介は地域のイベントのお手伝いをさせて頂いたり、お客様と友達のようにお付き合いさせて頂き、交友関係も広がっているようです。また日々料理の勉強もして、旬の物を使って試行錯誤しています。初めのうちは、同じ和食でも日本料理と鮨屋の違いや家族で経営することの戸惑いがあったことと思いますが、修業先で覚えてきた料理やデザートもつくり、今までの八千代鮨では見られなかった料理もメニューに加わっています。新メニューも日々考えているみたいです。暮れの繁忙期には、宴会や出前の鮨を握るようになり、戦力になってきました。また、お馴染みさんにはご指名を頂いて握ってお出ししています。そして貴重なご意見を頂き、日々勉強をしています。これから本当の意味ででの自分の店となるよう頑張って欲しいと思っています。
主人は連休を利用してのドライブはまだ続けていて、富山湾でホタルイカ漁に同行させてもらい、とても刺激を受けました。また、深夜バスで仙台まで行った後レンタカーで東北を一周してきたり、駿介と連れだって能登半島を回ってきたりしています。
私は、大学の同窓会のお仕事を手伝わせて頂き、30年以上前の友達と再開して仲良くなれたのが、うれしい出来事でした。また、娘と連れだって色々なところに旅行しています。
今年も最後までお読み頂きまして誠にありがとうございました。恒例のキーワードですが、「焼ごま豆腐」といたしました。ご来店時に私たちにお申し付け下さい。土佐の桂月冷酒をサービスさせて頂きます。また、フェイスブックページにもアップ致しますので、併せて「いいね!」を頂けましたら幸いです。
八千代鮨は昭和32年に音羽で創業して、今年で60年目を迎えます。当地神楽坂の本多横丁で開店してから48年目を迎えることが出来ました。これも一重に皆様のご愛顧の賜物と感謝致しております。本当にありがとうございました。これからもご愛顧の程よろしくお願い致します。最後になりましたが、今年も皆様が良いお年を迎えられますことをお祈り申し上げます。今後とも八千代鮨をよろしくお願い致します。